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  • 執筆者の写真あそび場 冒険松原

自分にとってどんなばしょ?

あそび場によく来ていた子が進学、就職で顔を見せにきてくれました。

大人になったね!と声をかけると、笑った顔はあの時のまま。



 開園20周年にあたり、小学生のころから来ていた子(今春、高校卒業!)


に「冒険松原あそび場って自分にとってどんな場所?」と聞いてみました。


しばらく考えてから、


「初めて本当の自分を出せた場所かなぁ。大人の価値観を押し付けず聞いてくれたから」


と答えてくれました。


 スタッフやよく来園している大人の中から、


相談にのってくれる人。


否定しないで聞いてくれる人。


批判してきそうな人。


こどもながらに見極めて話をしていたと教えてくれました。

 


あそび場は泥だらけになってあそぶだけではなく、語りの場でもあります。



「なんか、定期的に来たくなっちゃいますね」


と学校や家でのできごと、


バイトの話、


恋人ができたなど、


あんなに無邪気で幼かったのに 頼もしくなってきてなんだか歴史を感じています。


モヤモヤした日は誰とも話さないでハンモックに揺られて過ごしたり、


火にあたってボーッとしたり。


 時々、母親のような一面が出てしまうこともあり、

こどもの話をきくことのむずかしさを感じますが、彼らの心の移り変わりをそばで感じながら過ごしています。

                            

                                事務局 あや



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